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2017/07/19

【高知新聞】東京にも「清水酒場」~宗田節組合と協定へ~

 

㈱ワールド・ワンが運営する22の飲食店のうち21店が神戸市にあり、青森県や山陰地方など、地域の食材に特化した居酒屋が人気を集めている。

土佐清水市とは2015年、食材提供などで協定。「土佐清水ワールド」は約2年間で4号店に増え、看板店に成長していることから、同社の東京進出1号店に選ばれた。

上野店はJR上野駅から徒歩3分のビル2階部分。清水さばの刺し身、宗田だしのそば、土佐清水産の旬のフルーツサワーなど約90品を提供する。特産品ブースを設け、アンテナショップの役割を担う。土佐清水からの年間約4千万円分の食材調達を見込んでいる。

24日には土佐清水鰹節水産加工業協同組合(武政嘉八組合長)と、宗田節の提供、節文化に関する情報発信、物販や試験販売の支援など5項目の連携協定を結ぶ。東京の店舗でPRイベントを開き、宗田節文化の浸透を図る計画だ。

武政組合長は「宗田節をアピールする絶好の機会」と全面的な支援を約束。河野社長は「土佐清水ワールド1号店が開店した当初2年間で3店が目標だった。この成長は地元の協力があってこそ。神戸で広まった土佐清水ブランドを東京で浸透させる」としている。