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2016/07/13
【スポーツ報知】足摺岬から生きたまま「清水さば」直送
高知県土佐清水市で水揚げされるブランド魚「清水さば」を生けすで泳がせ、刺し身で提供する店が神戸市中央区に誕生した。このサバを生で食べられる店は高知県外では初めて。
「清水さば」は、四国最南端の足摺岬沖で漁獲されるゴマサバ。脂の乗った軟らかい食感と濃厚な甘みが魅力で、寄生虫の心配もなく、地元では刺し身が一般的だ。しかし鮮度を保つのが難しく、遠く離れた関西で生食はできなかった。
同店は郷土料理居酒屋などを展開する「ワールド・ワン」(本社神戸市)が昨年、同区内に2店舗を開店した「土佐清水ワールド」の3号店。1階カウンター内に幅1.8メートル、奥行き2.4メートル、深さ80センチの生けすを設置。土佐清水市の活魚車で運んできた「清水さば」を泳がせ、注文に応じてさばいてくれる。メニューは「清水さばの姿造り」が税別3980円、同「半身」が同2280円。
昨年開業の2店舗でも「当日に締めたものを出します」と同社取締役の岡井友満さん。高知県でしか味わえなかった”幻の刺し身”が、ついに関西に上陸した。