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2017/06/21

銀行マンからの転身 ~地元鳥取県のために~

(写真右:弊社経営企画部長 松波)

 

~弊社経営企画部長の入社秘話~

弊社経営企画部長の松波はもともとは山陰合同銀行の銀行マン。地方銀行は地域のための金融機関であり、地方創生は地方銀行の命題の一つ。松波はその最前線にいました。

 

「これはうちの地元で生かせる!」

 

2015年夏、松波はその時すでにオープンしていた弊社の基幹店「土佐清水ワールド」を見て、思わず拳を握った。

「土佐清水ワールド」は、高知県土佐清水市の食材に特化した、土佐清水港の漁業者が獲った魚介類を中心に地元の農産物、加工食品に絞り、鮮度と個性に徹底的にこだわった居酒屋だ。

松波が引きつけられたのは、ワールド・ワンが土佐清水市の行政、漁協や漁業関係者らと連携し、安定して食材を購入する上に、店舗やネットで加工食品の販売まですると計画していたことだった。

 

「この仕組みを使えば、山陰の中小企業に新事業を生み出せる」

 

松波はすぐに、山陰合同銀行が地盤にする島根県と鳥取県の支店に、良い生産者や食品加工会社を探してもらい、ワールド・ワンとつなごうとした。

ワールド・ワン側も土佐清水の取り組みでは、自社で漁業者などの発掘から物流の仕組み構築までしたが、今度は山陰合同銀行が手伝ってくれるのでメリットがある。

隠岐・海士漁協のサザエ、白バイ貝から始めて、境港市のカニ、大山町の地鶏、安来市のドジョウ。次々に話を持ちかけ、輪を広げた。

そして、ついに2016年3月、神戸市三宮の中心街に山陰の10市町の魚介類・農産物を集めた「山陰・隠岐の島ワールド」が開店した。

 

 

松波がもともと山陰合同銀行に入社したのは、思い入れの深い地元山陰のために働きたいと思ったから。

「山陰・隠岐の島ワールド」を実現する過程でたくさんの出会いがあった。情熱をもった生産者、地域の課題に真剣に取り組む行政、将来に希望を持てない若者たち。

山陰のためにやらないといけないことはまだまだたくさんある。そうして松波はワールド・ワンで働くことを決めた。

 

 

山陰地方は広い。

まだまだ陽の目を見ない食材が眠っている。

まだ見ぬ情熱をもった生産者がいる。

「山陰・隠岐の島ワールド」がこれからどのように広がっていくのか。

皆さま、松波の山陰に対する情熱を見ていてください。