【あまから手帖】土佐清水ワールド生けすセンターを取り上げて頂きました！

生けすを泳ぐ鯖や魚介。土佐清水直送の味を地酒と。

通りでひと際目を引く外観には「清水さば」「土佐和牛」「四万十鶏」など自慢の食材が標榜してある。

こちらは高知県土佐清水市直送の食材を使った郷土料理を提供する居酒屋。鮮度抜群の魚介はもちろん、米、肉、野菜、卵に酒と、まさに食の宝庫だ。

足摺岬で有名な土佐清水市は四国の南西部に位置する、水揚げ豊富な港町。そこから水槽を積んだトラック・活魚車で泳がせながら、週2階神戸に届ける、清水さばが自慢だ。店の1階中央に設けられた広い水槽の中では、丸々と立派なゴマサバが泳いでいる。造りは、注文ごとに生けすから取り出し、捌きたてを。イキがいいのはもちろん、脂ののりも実に見事で、まるで中トロのような甘みと食感の目を見張る。

また忘れてはならない、カツオのたたきも土佐から届く藁で焼く。オーダーがひっきりなしに続くので、営業中は炎と煙が常に上がる。豪快に分厚く切るのがご当地流。香ばしい皮の香りとむっちりとした身。土佐全土18軒の蔵から仕入れるという日本酒とぜひ！自家製のショウガ漬けで作るオリジナルカクテルの土佐モスコミュールも人気とか。店の活気と合わさって、杯は進み、宴はどんどん盛り上がる。