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2017/04/21

【毎日新聞】神戸で新鮮な食材味わって 青森産に特化 居酒屋開店

 神戸市を中心に地方活性化型の飲食店を展開するワールド・ワン(神戸市)が20日、同市中央区北長狭通1に、青森県産の食材を楽しめる居酒屋「青森ねぶたワールド」をオープンさせた。2014年に青森県とヤマト運輸が協力し構築したスピード保冷輸送サービスを活用。朝にとれた農林水産品を、翌日午前中に神戸に届けられるため、鮮度の良い料理が提供可能となった。青森に特化した飲食店の出店は関西初という。

  店舗は約330平方メートルで座席数160席。ステージがあり、マグロの解体ショーなどのイベントも開かれる。店内の壁や天井、照明の傘には「ねぶた祭り」の装飾品も展示し、青森のイメージを醸し出している。

 大間のマグロを始め、陸奥湾のホタテの刺し身や浜焼き、小田桐牧場の馬刺し、ご当地グルメの十和田バラ焼きなどメニューも豊富だ。ワールド・ワンの河野圭一社長は「新鮮な食材で作った青森産の料理を、神戸の人々に味わってほしい」と話し、オープン前には、同社が県の観光PRや食材の販路拡大に協力する連携協定も結ばれた。