【デーリー青森】青森の食、文化発信に意欲

4月下旬に神戸市にオープンするご当地居酒屋「青森ねぶたワールド」の経営会社ワールド・ワンの河野圭一社長が8日、青森県庁を訪れ、三村申吾知事に青森の食や文化の発信に意欲を示した。店内では新鮮な海産物など県産食材を提供するほか、八戸三社大祭や青森ねぶた祭りなど地域文化もPRする。

同店は神戸市の繁華街に立地し、店内は「ねぶた」をテーマにディスプレー。生産者が食材を直接PRできるようにステージを設けたのも特徴だ。青森からの食材輸送には、県産品を国内外にスピード輸送するサービス「A!Premium（エープレミアム）」を活用する。

河野社長は「青森の産地を回って、四季折々の食材の豊富さを実感した」と強調。取材には「生産者の一人一人の情熱を神戸の皆さんに伝えたい」と語った。三村知事は「いつか衣装を持参し、ステージでPRしたい」と協力する姿勢を示した。

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