【高知新聞】神戸から”清水の味”ファンご当地居酒屋が本場ツアー

土佐清水市直送の魚を売りにした居酒屋を展開するワールド・ワン（神戸市、河野圭一社長）が、22日まで2泊3日の日程で土佐清水ツアーを行った。神戸市などの常連客20人が足摺岬の景色や“本場”の味を満喫した。

同社は2015年以降、居酒屋「土佐清水ワールド」を神戸市内に3店出店。新鮮な魚が楽しめるご当地居酒屋として人気を呼んでいる。

ツアーは土佐清水市との共催で、一行は3日間で7カ所を周遊したほか、清水さばやカツオなどを味わった。足摺岬の観光遊覧船では、岬周辺の切り立った断崖に興奮した様子だった。

中浜の宗田節生産会社では、メジカのゆで上げや燻製の工程を見学。案内した会社役員の新谷重人さん（40）は「宗田節という言葉を知ってくれていて、うれしかった。清水の味が神戸で広がっていると感じた」。

神戸市から参加した会社経営者、寺口周さん(43)は「土佐清水ワールドはお気に入りの居酒屋で、その本場ならぜひ訪れたかった。魚の味がまた一段上でした」と笑顔だった。

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