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2016/06/04

【高知新聞】神戸の土佐清水酒場 人気

 

昨年6月、神戸市にオープンした居酒屋「土佐清水ワールド」が開業1年を迎える。土佐清水市の食材を中心にした料理が人気で、売上高は約1億5千万円と目標を約3千万円上回る見通しだ。3日には、運営会社「ワールド・ワン」(神戸市)の河野圭一社長らが県庁を訪ね、昨年9月出店の2号店に続き、来月には3号店をオープンさせることなどを報告。3号店では「清水さば」をいけすで泳がせ、注文に応じて刺し身で提供するとアピールした。

 

土佐清水ワールドでは、魚介類や野菜など全食材の7~8割を土佐清水市から取り寄せている。

昨年6月17日オープンの1号店はJR三宮駅近くで、約90平方メートル、55席の店舗。当初から目標を上回る人気で、12月には月間売り上げ1440万円を記録した。近くに開店した2号店も毎月、目標を超える売り上げで、業績は好調だという。

1、2号店で提供する刺し身用の清水さばは、土佐清水市で生き締めしたものを直送している。鮮度は他店に劣らないが、河野社長には「清水で食べて感動した清水さばの食感を出したい」との思いがあった。

そこで3号店では、活魚を泳がせるいけすを目玉にした。業者に発注した水槽(幅180センチ、奥行き240センチ、高さ80センチ)をカウンター内に設置。同市から活魚車で届く清水さばなど計200匹を入れ、注文に応じて調理する。1、2号店と同じ三ノ宮駅近くにビルを借り、1~3階に140席を用意。7月7日に営業を始める。

県庁で尾﨑正直知事に事業報告をした河野社長は、取材に対し「清水の文化、風景、人にほれ込んだ。(神戸で)土佐清水を丸ごと味わっていただいて、(土佐清水の)観光につながる店にしたい」と意気込んでいた。