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2016/06/19

【高知新聞】干物や野菜 物販会活況

 

土佐清水市と食材の提供や観光PR協力などの協定を結んでいる神戸市の居酒屋「土佐清水ワールド」の開業1周年に合わせ18日、食材を卸している漁協職員や商店主らが店を訪れ、土佐清水産の魚介類や野菜の販売を行った。

「土佐清水ワールド」は昨年6月17日、JR三ノ宮駅そばに1号店をオープン。魚介類や野菜など全食材の7~8割に当たる、100点超の食材を土佐清水市内の商店や農協、漁協、食品加工会社など約20社から仕入れている。

清水サバの刺し身やたたきなどが人気で、昨年9月には同じ三ノ宮駅そばに2号店が開店。この1年間の両店の売上高は計約3億円と目標を大きく上回り、来年には両店の近くに3号店の開店を予定している。

販売会の店頭には当日午前3時に朝水揚げしたばかりのタビエビや、メジカの干物、フルーツトマトなどがずらり。午前11時すぎの販売開始から大勢の人たちが「野菜も魚もすごく安い」「どうやって食べるの」などと話しながら買い求め、約2時間で売り切れた。

窪津漁港で同店への発送を担当している滝沢理さん(33)は「魚の出荷はもちろん、店に置いてあるパンフレットを手に漁港を訪れた観光客もいる。良い品を精いっぱい届けたい」とにっこり。店を運営するワールド・ワン(神戸市)の河野圭一社長(45)も「1年前には誰も知らなかった『土佐清水』の名が神戸に根付いてきた。店舗を増やし、さらに広め、浸透させたい」と意気込んでいる。